NHK高校講座~世界史より パスタと産業革命
<パスタの歴史>
パスタの原料は小麦粉。
小麦はもともと
「東地中海沿岸に自生していた」
約1万年前、古代メソポタミアで栽培開始。
そんで、
エジプト、ギリシャ、ローマへ栽培が広まっていった。
中世イタリア(11世紀~12世紀)で
ロングパスタ(スパゲッティみたいなの)が登場。
アラブ人が保存食として食べていたのを、シチリア島に伝えられたらしい。
アラブ人が乾燥させたパスタを考えたらしいですが、
意外ですね。イタリア人かと思いましたよ。
当時、アラブ人は地中海を介してヨーロッパと盛んに交易をしていました。
確かに、地中海の中継地としてシチリアありますね。。
(長靴を蹴った島みたいなやつ)
そして、ふりそそぐ太陽、強い海風。
パスタを乾燥させるのにシチリアは最適だったのです。
また、ナポリにパスタが伝わると、
ところてんの要領でできる圧搾機が開発され、生産性が爆上がり。
圧搾機の出口を様々な形にすることで、パスタのバリエーションが増えていったそう。
こうして、パスタはナポリの特産となり、
船乗りたちの常備食となっていく。
そして時代は15世紀。
でました。
大航海時代の幕開け。
それまでヨーロッパになかった野菜(ジャガイモ・トウモロコシ)などがもたらされるように。
中でもトマト!
ナポリの人は、南米などを原産としてこの「トマト」でソースを作りました!
18世紀後半、
「パスタ」と「トマトソース」の劇的なマッチング!!
大ヒット!!
18世紀後半は、イギリスで産業革命がおこなわれ、
少しおくれてイタリアにも伝わり
(蒸気などの)機械化でパスタが超大量生産できるようになりました!!
パスタはとてもお安い値段で買えるように^^
貧しい人でも食べれるようになり、国民食へとなっていったのです。
→そして、世界へもパスタが広まっていったそうです。
↑これをみて、まとめてみました。
歴史、面白いw